「なに笑ってんだよ!」


「いやぁ!うん。愛梨も元気だよ!」


笑ったことに不満げな大輝。
愛梨のことを伝えると、普通に戻った。


「そっか!」


「それより!」


「え?」


「俺は、大輝の話聞きたいな!」


「…は?」


大輝は分かっていないのか、とぼけているのか。

よくわからないが、少し考えて理解したみたいだ。


「…ヨッシー気づいてたんだ?」


「まぁ。愛梨の近くにいると自然とね!」


「そっか。まぁヨッシーも佐々木といて恋愛感強くなったか!」


と、笑いながら言ってきた。
いや、完全に自分の話から逸らそうとしてるだろ?

まぁいっか。


「今度しっかり聞かせろよ!」


「はいはい。今度な!」


大輝も流し始めた。

電車に乗ってると言うことや、公共の場だと言うことを忘れ話していた。


家の駅で降りて、大輝とファミレスに行った。


たまたま今日は愛梨と会うのは朝にしたから。

今日は愛梨、新しい学校の友達と、ファミレスで語り合うみたいで。


終わったら連絡する予定になっている。