「わぁっ……見て、慎也!雪よ!」 ここはあたしの彼氏、慎也の住むタワーマンション。 今日、12月24日……クリスマス。 あたしはたった一人の大切な人と過ごしている。 「おー、すげぇな。寒そうだ」 慎也はあたしを後ろから抱き締め、そう言った。 「慎也、すごくあったかい。」 「そうか?ありがとうな」 あたしの言葉に優しく微笑み、頬にキスをしてくれる彼。 そんな彼が、あたしは愛しくて仕方がない。