4年間の思いを、ぶつけ合うように

桜と蓮は抱き寄せ合った

予約していたディナーもそこそこに、二人はホテルにいた

海斗が予約してくれた最上階のスイートも、

二人には目に入らない

お互いを求め合うキス

「・・・れん・・・もう・・」

喘ぎながら桜が

「・・・まだだ・・・桜を・・もっと感じさせて・・」

甘えた声の蓮

ベットの上には、飢えたオスとメスがいるだけ

何度も絶頂を迎える桜

快感に泣き叫ぶ桜

それでも、もっと欲しい・・・お互いに離れられず

まぶたを落としたとき、外はわずかに白闇になっていた



昼前にチェックアウトした二人は

あの暖かい家族の家に戻っていった


そこで・・・・・

「「けいちゃん!!!」」