清水まりあ、バスケ部マネージャー。


6月頃までバスケ部の桜井竜斗のことが、実は中学から好きだった。


でも竜斗に彼女が出来て、その子と話してみるとこれが…いい子なんだよね…悔しいけど。


1度は嫉妬からイヤな態度をとってしまったけど、それさえも咲希は許してくれた。


それからは仲良しになれて、なんだか女子の集団が苦手なあたしも普通に自分らしくいられるってか…とにかくいい関係。


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秋季大会が始まった。


あたしと咲希が手作りしたお守りは、みんなユニフォームの中に隠して試合に臨んでくれた。


初日の市大会は、隣の、咲希のお兄さんの学校との決勝までいき、それはなかなか大変な試合だったけど、光理学園の勝利でいよいよ翌週は県大会へ、五年ぶりの快挙!!


迎えた県大会はなかなかの強豪が集まった。


勝ち進み大会も翌週の二日目に参加出来るベスト8までは順調にきた。


でも、ベスト4をかけた試合も、その次もチームは苦戦し不調気味のままなんとか決勝へ勝ち上がった。


その苦戦は竜斗の調子が悪いため。


理由は咲希が応援に来ていないから。


咲希は2日前から高熱がでて、今日もたぶん無理だろうって…会場を見回すが姿はないみたい。


竜斗も携帯を気にしている…メールが来たらしくその様子を見ていたら「マジかっ!!」と叫び慌ててチームから離れようとする。