愛 シ テ 【完】






昔、よくお母さんに抱きついていた。



そのときは、あたしはまだお母さんの腰ぐらいの背だった。

だけど今は、お母さんよりも背が少しだけ高い。




「......」


懐かしい、温かいお母さんの香り。
優しい手。

思わず、涙腺が緩んだ。