内心、とても楽しみにしていた。 「おはよう。梨月」 1階へ行くと、いつものようにお姉ちゃんが朝食の準備をしていた。 「今日は早いね」 「なんか目が覚めた」 「ふふ。楽しみなんだ」 「なっ...」 「わかってるわ」 お姉ちゃんがそういいながら笑う。