「まだ朝も早いからもう少し寝るか?」

「そうですね・・・」

すると素早く歳三さんが私に口づける。

「なっ///」

「これで前世の俺じゃなくて今の俺の夢を見れるだろう?」

「っもう!!」

「おやすみ。彩愛」

「おやすみなさい。歳三さん」

そういって私たちは抱きしめあいながら深い眠りに落ちる。

ゆらゆらと漂いながら見た夢は

前世と私と歳三さんが穏やかに微笑みあっている姿だった。

そう。

いまの私たちのように幸せそうに。





~fin~