結婚しました!

高宮の家で見せていた作り笑顔が痛々しかっただけに、

今の笑顔が眩しくて、嬉しかった。


「音々さんていったかな、騒がしくてすまない。

 どうぞゆっくりして行ってください。

 さあこちらへ。」


いつも無口なおやじがにこやかに対応して

そっと音々の手を取る…て

ふざけんな


「ま、まてスケベおやじ音々に触るな!」


「何お!俺はお前のオヤジだ少しぐらい触ったって…」


「いいわけありません!」


母さんの雷が落ち、オヤジはシュンとした。

音々さんこっちで女子トークしましょ♥

「は、はい。」




母さんと音々がどんな話をしたかは気になったが、

俺は親父に、音々の大まかな事情と、

俺の心づもりを話さなくてはならなかった。

親父は全て話しを聞いたあと、

うんうんと頷いて、


「しっかり支えてやれ!」


といって背中をバシッと叩いた。