天国のマシュに会いたい

そして年が明けた。

一月二十七日の日曜日になると、マシュの合同慰霊祭があり、出席して骨壷を受け取りに行かねばならない。



ここで、ひとつ書いておかねばならない事実がある。

これを読んだ人が信じるかどうかは別にして、事実だから書いておきます。

私の庭には、二つの、ちいさなソーラー式の灯篭が設置してあります。

引き出物で頂いたのですが、設置した最初から、玄関に近い方のは点灯していたのですが、離れている方のは、一度も点灯したことが無く、壊れているものばかりだと考えていました。

引き出物でもらったものだし、わざわざ修理するほどのものでもなく、そのままにしていました。

マシュが死んで三日後に、私が納骨堂へマシュに会いに行って家に帰った夕方、なんと、その一度も点灯したことの無い灯篭に、灯が点ったのです。

千恵子に、そのことを話すと、千恵子が言うには昨日から点灯し始めたらしい。

昨日という日は、おそらくマシュが火葬され、納骨堂に納められた日である。

私は不思議であった。

ソーラー式の灯篭が二個、揃って点いているのを初めて見たからである。

それもマシュが納骨堂に納められたであろう日から点灯が始まった。

それからは、ずっと夕方、暗くなってくると点灯していた。