天国のマシュに会いたい

私には私に遊びを迫った、小さい頃の娘のように見えて、次第に自分の娘と同等だと思うようになっていた。




マシュは私の娘であった。




貴重な十日間が過ぎていく・・・




マシュの右足先は、ほとんど変化が無い。

抗生物質を加えた薬を飲ませ消毒を続けているが良くも悪くもならないし、右足の剃ったところの毛が生えてくるのも遅かった。

千恵子に言わせると、ゆくゆくは右足先から左足のように壊疽が始まるのではないかと言う。

少々の不安を抱えながら日々が流れていく・・・

だが私は希望だけは捨てずに、がんばろうと思っていた。

せっかく、ここまでマシュは耐えてきたし、努力してきたのだから・・・

そろそろ夏も終わり秋になろうとしている。

まさか、数日後にマシュが亡くなるなどとは、思わずに・・・

そのような予兆も無かったのに・・・

九月が終わろうとしていた。

そして十月一日がやってきた。