天国のマシュに会いたい

不安が心の中で拡大するが、どうしようもない。




がんばってくれ・・・マシュ・・・




翌日も私はマシュの世話が終わると仕事に行く。

とにかく出血が止まる事を祈りながら仕事をするが、仕事は苦しかった。

それでも早く仕事を終わらそうと、必死で仕事をしたのだった。

そして、どうにか仕事をすべて完了して家に帰った。

家に戻るとすぐにマシュのところへ向かう。

マシュの症状は変っていないように見えるが、出血は少なくなっているようだった。

夕方、左足の消毒の時に見た時も、昨日よりは、ましになっている。

しかし、どうみても、壊疽のところがミイラ化してきている様子は無い。

毎日、毎日、苦しみながらマシュの治療をするが左足の状態はほとんど変らない。

本当にマシュは、よく耐えてくれている。

治療する側よりもマシュの方が、もっと苦しいはずなのに・・・

翌日もマシュの治療をしたが、点滴液と薬が、もうすぐ無くなるので、明日は診察をかねてマシュを動物病院へ連れて行く。

いったい、どういう結果が待っているだろうか。

マシュの左足は、その後も出血したり、止まったりを繰り返している。

徐々に悪くなってきている気がする。