それは少々寂しい気もするが命が持っていてくれるだけで、よしとしなければならない。
夕方、千恵子と二人でマシュに薬を飲ませて左足の消毒を行なった。
それが終わるとマシュは
「コツ、カツ、コツ、カツ・・・」
と音を立てて歩いてソファに横になって消毒した左足を舐めている。
そして千恵子は夕食の支度を始め、私はマシュを撫でてやる。
翌朝、もらっていた点滴液が切れたので、もらいに行くついでにマシュを病院へ連れて行き診察をしてもらった。
先生は
「症状が、ほとんど変わっていませんねえ」
と言い、尿を搾り出したが、今朝、私が搾り出していたのでほとんど出なかった。
そして点滴をして
「次回の診察は一週間後でいいでしょう」
と言うと、その分量だけの点滴液と薬を出してくれ、私はマシュを連れて家へ帰った。
マシュは家に帰ると、もうゲージの中には入らないで
「コツ、カツ、コツ、カツ・・・」
とリビングの中を歩き、餌を食べ水を飲む。
夕方、千恵子と二人でマシュに薬を飲ませて左足の消毒を行なった。
それが終わるとマシュは
「コツ、カツ、コツ、カツ・・・」
と音を立てて歩いてソファに横になって消毒した左足を舐めている。
そして千恵子は夕食の支度を始め、私はマシュを撫でてやる。
翌朝、もらっていた点滴液が切れたので、もらいに行くついでにマシュを病院へ連れて行き診察をしてもらった。
先生は
「症状が、ほとんど変わっていませんねえ」
と言い、尿を搾り出したが、今朝、私が搾り出していたのでほとんど出なかった。
そして点滴をして
「次回の診察は一週間後でいいでしょう」
と言うと、その分量だけの点滴液と薬を出してくれ、私はマシュを連れて家へ帰った。
マシュは家に帰ると、もうゲージの中には入らないで
「コツ、カツ、コツ、カツ・・・」
とリビングの中を歩き、餌を食べ水を飲む。

