君と、世界の果てで



悩みに悩んで、返信を送った時は、もう深夜だった。



『謝るな。

煙草はやめた。

痩せてても、スッピンでも綺麗だ。

絶対に、別れないからな。


愛してる。


いつでも、呼べよ』



そこまで2時間かかって、気付いた。


俺は、文才が、ない。


気のきいた事が、何も浮かばない。


愛してる、だって。


ゲェ。


これは崇文が見たら吐くわ。


なんだかなぁ。


もう少し、何とかならないか?


I love you?


サランヘヨ?


俺は、何人だ?


あぁ、もういいや。


嘘じゃねぇんだ。


本気なんだから。


どう頑張ったって、『愛しのマイハニー☆』とは返せないけど。


ごめんな、深音。


バカな俺には、これが精一杯だ。



思い切って、送信ボタンを押して。


その後、1時間かかって、待受画面を、深音と同じものに設定しなおした。