「まぁ、アレだ。鈴木も、もう少しだったんだけどな。玄関の鍵が閉まって無かったら成功してたかも知んないけどね」


潤の言葉に「成功するわけ無いだろ馬鹿」って本気で怒る千裕。





「まあまあ、お二人さん。いつまでも過保護にしてると、咲がかわいそうじゃないの?」


「「こいつの為だ」」



今度は二人揃ってピッタリのタイミングでハモる。





――何なんだ一体