一斉にこちらに向けられた男の子たちの視線に、思わず下を向いてしまった。





ーーヤダ、帰りたい……



お腹の上あたりがギューっと掴まれるように痛い。




「わー!すごいイケメン発見」




後ろで杏ちゃんが美奈ちゃんにコソコソと耳打ちしている声がしたのと同時に、突然自分の名前を呼ばれた。





「咲?」


「えっ?」


声の方を見上げると――








「………潤」



リモコンを持った潤だった。