「た…助かった。」 その光景を最後に私は…緊張の糸が切れ意識が遠のくのがわかった。 「生駒さん!?」 徳家君が私の異変に気づき声をあげた。 遠くでパトカーが警鐘をならしながら近づいてくる音が遠くで聞こえてきたように感じるなか意識をなくし…かくて京都入り一日目の事件はひとまず終幕を迎えたのだった…。