Dear 洸太

洸太がこの手紙を読んでるってことは、私はこの世に居ないんだね

はぁー、とうとう死んじゃったか 笑

私は文化祭の日に奏真を見かけてから、怯えながら生きていました

奏真が私を見つけた=私はいつ死んでもおかしくない状況にあると

だから、最後に洸太に私の気持ちを知っておいてもらいたかったの

まさか、付き合うとは思ってなかったけど 笑

洸太と付き合えたのは神様からの最後のプレゼントだったのかな

洸太と一緒に生きたかった

洸太ともっと沢山やりたかったことあったのに

クリスマスパーティーもやりたかった

クリスマスパーティーを皆に話す前の日にね奏真から電話が有ったの

明日、お前に会いに行くって言われた

もうその時点で私の死は確定していたの

洸太に話そうか迷ったけど洸太には笑っていて欲しかった

だから話さなかったの

ごめんね

自分が死ぬことより洸太の笑顔を取っちゃった

私の最後の我が儘を聞いてください

洸太には前を向いて歩いてって欲しい

いつも笑顔の洸太で居て欲しいな

これが最後のお願い

叶えてね

洸太、勝手に死んで本当にごめんなさい

もっともっと洸太と一緒に居たかった

私はいつでもあなたの側に居ます

あなたと出会えて、私に沢山の幸せを与えてくれてありがとう

大好きだよ

From 美幸