次郎を胸を押して次郎から距離を取る。
頬がジンジンして痛い…。
頬をさすりながら、次郎を睨む。
「あたしだって辛かったんだもん…結花ちゃんといる次郎を見るのが辛かったんだもん…」
「…雛子が悪いんだろーが」
「…それを言われたら何も言えないけど」
「まぁ….やっと見つけて?
また海で逢えて…そして、やっと雛子の彼氏になれたんだ。
今までの苦労はチャラにしてやるよ」
「それはどーも…」
呆れた様に返すけど、内心すごい嬉しい、久しぶりの次郎にドキドキする。
また、一緒にいられるんだ…。
次は彼女として…。
目の前には久しぶりに会えた大好きな人。
そして大好きな人の想いの気持ちを聞けて、いつものあたしだったらこんなことしない。
でも今日は特別だから。
「次郎」
「ん?」
上75度見上げて次郎の肩を持って引き寄せる。
「次郎、大好きだよ」
これからは彼女としてよろしくねという気持ちをこめて頬にキスをした。
ゆっくり次郎の肩から手を離して次郎を見上げると。
「雛子、テメーそこは口にだろ」
意地悪な笑みをして屈んで今度は次郎から口にキスをした。

