あなたと見る月~新撰組~(編集中)

〈斎藤side〉





町から帰ってきて副長の部屋に来て少しした辺りから月夜の表情に少し違和感を感じた。



土「月夜。ゆっくり休め」


歌「……えっ?」



副長はそれだけ言うとこちらに背を向けて仕事を再開した。


正直驚いた。


滅多に隊員に気を遣う言葉など掛けたことない副長があんな言葉を言うなんて。


副長も何かを感じたのか……。


月夜を見るといつもの笑顔が少し崩れ驚きの表情が見えた。


そして、ほんの一瞬だけ苦しそうな表情が見えた気がした。


そう考えていると、月夜は何も言わず部屋から出ていった。



斎「……珍しいですね」



俺は正直に思ったことを口にした。



土「……そうだな。自分でも言って驚いた」



少し間をあけて副長は背を向けたまま答えた。


俺が部屋を立ち去ろうかと考えていると、副長が口を開いた。



土「斎藤は月夜の事どう思う?」



俺は質問の意味が分からなかった。