そう言えば師匠に迷惑かけてないかな……?
師匠や奥さんはきっとすごく心配してるだろうな。
もう私がこっちに来て1週間ほど経っている。
奥さんはやつれているかもしれない。
それなのに私は……。
自分の意思でこっちに来たわけではないけど師匠や奥さんのことを考えると、こちらの世に馴染んでる自分になんとも言えない気持ちになる。
斎「……キヤ。……月夜」
歌「えっ?」
斎「……どうした?」
歌「何がですか??」
私は斎藤に声をかけられて周りを見る。
……!!
顔をには出さなかった様だが私は内心びっくりした。
どうやら私はボーッとしていた内に屯所まで帰っていたようだ。
斎「……なにかあったか?」
歌「いえ、少し考え事をしてただけです♪」
私はいつも通り笑顔で答えた。
斎藤は少しの沈黙の後、「……そうか」とだけ言って土方の部屋の方向に歩きだした。


