朝起きると、私と反対側の壁に斎藤が座って寝ていた。
私が座って寝ていたのを気にしてくれたのだろう。
私には掛け布団がかけられていた。
まだ外は暗い。
私は斎藤に布団をかけた。
斎「んっ…………ん………」
歌「!?………びっくりした……」
起こしてしまったかと思ったがどうやら寝言だったようだ。
私は目が冴えてしまったので少し縁側に行くことにした。
縁側に座って空を眺めていると冷たい風が私の頬を撫でる。
少し肌寒いが気にしないことにする。
星を見る。
現代では見れない程、綺麗な星空が広がっている。
この星空を見ていると心が安らぐ。
現代で星空なんかを見ていたら辛いことを思い出すけど、この星空は違った。
この星空は私の全てを包み込んでくれるような気がして少し切なくなった。
星空を見上げていると何故か一筋の涙が頬を濡らした…
何泣いてんだろ…
夜が明けてきたので私は涙を拭って部屋の中に入ることにした。


