俺様ヤンキーと切ない恋の途中で。




「おはよー…って、今日りさ早くない?」





教室に入ると、いつもより登校時間の早い私に、教室にいた数人の人が驚いた様子。






「あー…うん、いろいろとね」





あいつだ、木島元樹という不良。





あいつのせいで、私はこんなに早く起きて、こんなに早い電車に乗って、こんなに早く教室について、みんなを驚かせてしまったわけだ。





私は、鞄を掛けると、机に突っ伏した。





胸ポケットに入ってる携帯を開いて、新着メールを確認する。





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俺は嫌いなくせに
遥斗とは仲良いんだな

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「…は?」





なんだ、こいつ。





嫌味か?





私は、返す言葉が見つからずに、そのまま携帯を閉じた。