切ないものだと
君は言う
色鮮やかな花は散り
冷たい風が頬を掠め

より一層孤独が押し寄せ
人肌恋しく蹲る

寂しくなったと
君は言う
色褪せてゆく世界に
頬を淡く染めながら

輝きを失う景色の中で
僕の視界に映る君だけ
輝いていた