それから数日たった。

もちろん
ハルからの電話は来ない。
自分からもしてない。

「やっぱりハルは
遊びだったのかな〜
大学生って遊びたい時期だよね」

「そーだけど…てか
あたしのせいみたいになって
ごめんね」

「そんな、詩織のせいだなんて」

半分はね。

その日の夜

プルルルル…、プルルルル…、プルルルル…