次の日からこの4人で登校・下校を共にすることになった。

そして、4人での登校初日。

俺は、なんともいえない気持ちでこの先何年間か変わらない集合場所へ足を運んだ。

まだ、誰も来てないのか……

っとその時、後ろから方を叩かれた。

そして、振りむくとそこには河内がいた。

俺は、オドオドしながらもあいさつを交わした。

そこに遅れて三浦とロレンスが来た。

「おはよぉ~」

三浦の疲れ切ったような声だ。

ほうほう。三浦のこんな声初めて聞いた。いい収穫があった。

とそんなこと考えてるうちに3人はすでに先を言っている。

「神風君、遅刻するよー」

やば。一瞬にして考えることを放棄して3人について行った。

学校に着くと俺と三浦、河内とロレンスで2つにわかれた。

なぜかって?レベルが違うからね仕方ない。

相変わらず、俺も三浦もクラスでまぁまぁ話している。

でも、なんというのか…

すごく周りの目が気になる。というより視線がおくられてるような…

き、気のせいって事にしておこう。

さすがに昨日あんだけ暴れたからしょうがないか…と。

しかし、今振り返れば本当にあれが自分の力なのか疑ってしまう。

たかが、念力しか使えないのに…いや念力だけでもあんなに…と。

いまいち自分の体の事がわからない。

とにかく俺は、自分にできる事を精一杯やろう。

俺は、決心した。

次の日から実戦演習用ロボット相手に特訓を始めた俺だったが……

やはりこの間のようにはいかない。

必死に考えるもあてはまるものはなかった。

考えられるとしたら心の強さなのか。

そんなことを考えながら俺は帰宅した。

家に帰ると部屋のベットに横たわる。