「関係ある。もう今ここであんたと関わった俺は部外者じゃない。そんな辛そうにしてるやつほっとけないだろ!!」 気づいたら怒鳴っていた 普段あまり感情的にならない俺がらしくないことをした …それもこの向日 葵のせいなのだろうか 葵は反論するのを諦めたようで勝手にしろと言った これから先、俺はこの無表情かつ訳ありの姫の笑顔を取り戻すことにした それに葵といると俺自身変われる気がしたから …気がしただけだけど