「べつに謝らなくていいよ。間違ったこと言ってないし。でも…」



「でも？」



「あり…がとね。協力するって言ってくれて。」



「……奈乃華。なによ、改まっちゃって。私はこれからも奈乃華とずっと友達だよ？」



「藍。ありがとう！じゃあ借りまーす！」


「はいはーい。」


やっぱり、藍は優しい。


私の事を気遣ってくれる。


私を気遣う理由。


それは、