「奈乃華…よろしく!」 「こちらこそ。夕夏!」 私たちは仲良くなった。 家が近いこと。 ダンスを長くやってること。 あたしを可愛いと思ってくれていたこと。 あたしは夕夏とは気が合う気がした。 「じゃあ。また来週ね?」 「うん。じゃあね、奈乃華!」