そういう彼の顔は 夕日に照らされてなのか 照れているように見えた。 「はい、どうぞ。」 「ありがと。 部活戻らなくちゃだから また明日な。」 そう言って彼は教室を出て行った。 本命渡しちゃった...。 嬉しいはずが涙がこぼれてくる。