気が付くと、通っていた小学校が目に入った。苦しい思いでしかない小学校。オレンジ色に輝いた夕陽は、私を照らした。川に鯉がいる。赤い紺…様々。そう川を見つめているとボールがこっちに向かって来た。ただの本能で蹴ってしまった。