お祭り当日を迎えた。
僕は、裕也と一緒に待ち合わせ場所にいた。

『なあ、誰がくるんだよ?』

僕は、隣いる裕也に聞いてみた。

「あれ?お前瑠璃から何も聞いてないのか?」

裕也は、驚いたような顔をしていた。

『瑠璃?なんであいつが出てくるんだよ?』

「その感じだと今日の計画は何も聞いていないみたいだな。」

『計画?何かあるのか?』

僕が聞いても裕也はニヤニヤ笑うだけで何も教えてくれなかった。