そして、僕は学校に着いた。
僕は、自分の教室一年一組に入った。

「じゃあね、和也。」

瑠璃と教室の扉の前で別れた僕は、そのまま自分の席に座った。
僕が、机に寝そべっていると声をかけられた。

「おい和也!知ってるか?」

『何だよ、裕也。』

僕は、顔だけ上に向けた。

「今年の文化祭の美人コンクールの優勝候補だよ。」

『文化祭?もうそんな時期か?』

「何いってるんだよ。今は、まだ夏休み前だけどなそんなもんあっという間に過ぎるぞ。」

裕也は、呆れながら僕に言った。