『ごめんごめん、じゃあ行こう。』

僕と瑠璃は、学校に向かって歩き出した。

「あっ、これ先に渡しておくね。」

瑠璃は、かばんの中から弁当箱を取り出して僕に渡した。

『ありがとう。』

「それと今日は、部活があるから弁当箱は家に持ってきて。」

『うん、わかった。』

僕は、弁当箱をかばんにしまいながら言った。