幼なじみ

後ろから声が聞こえたけど無視をして下駄箱まで走っていった。

(くそ、なんで僕はあんな事を。なんで、今になって自分の気持ちに気付くんだよ。)

後悔しながら下駄箱に向かっていると、前に見覚えのある顔がいた。

「よく、やってくれたね。さすがだよ。」

その人物は、笑顔で僕に話しかけてきた。

息を整えながら、僕はその人物の名前を言った。