幼なじみ

「なんで?なんで急にそんな事を?私は、和也の傍に居たいよ。」

瑠璃は、泣きながらもはっきりとした言葉で言った。

「ねえ、なんで?私の事嫌いになったの?」

『そうだよ。嫌いになったんだよ。』

『前々から、瑠璃のお節介が嫌だったんだ。』

(何を言っているんだ僕は。)

自分の思いとは違う言葉が口から出ていた。