そんな出来事があってからまた一週間がたった。
今、教室では文化祭の出し物を決めていた。
僕は、ボーとしながら話しを聞いていた。

「じゃあ、今回は喫茶店にします。」

「「賛成〜!!」」

無事に出し物が決まったみたいだった。

『喫茶店か…。』

「何難しい顔してるんだよ。」

僕が少し考えこんでいると裕也が声をかけてきた。