瑠璃の顔は、なぜか赤くなっていた。

『おい、大丈夫かよ。もしかして、熱でもあるんじゃないか?』

僕は、瑠璃のおでこに自分のおでこをくっつけてみた。

『ちょっと熱いな。もしかして、さっき赤かったのも熱のせいか?』

僕は、おでこをくっつけながら瑠璃に聞いてみた。

「だ、大丈夫だよ…。」

小さな声で瑠璃は、言った。

『いや、一応ここまでやれば後は、一人で出来るからいいよ。』

僕は、瑠璃が心配なので帰らせる事にした。