幼なじみ

「もう!早く続きをやるよ!」

瑠璃は、少し怒りながら宿題をやり始めた。

『まったく、冗談なのに怒るなよ。』

僕は、瑠璃の態度に少し呆れながら宿題をやり始めた。

(それにしても……。)

僕は、そっと自分の唇を触った。

(なんか夢にしては、生々しかったな。)

「おーい、和也?なにニヤニヤしてるの?気色悪いよ。」

僕が夢の事を思い出していると瑠璃が声をかけてきた。