悪魔なヴァンパイア






「突然変なこと言うから…」


しかも笑いながら…

説得力がないんだよな…


「それも事実だからさー」


「…それで、私に用って……アナタは…一体私の何なんですか?」


「僕…?僕は君の旦那さん」


…………?


い、今なんて…?


サラッとスゴい重大なこと言いませんでした…っ!?


「……旦那さん…って聞こえたんですけど…っ!?」


「だって、そう言ったもん。」


「えっ…いや……」


淡々と話を進めるソルテ


「つまり、君のフィアンセ。婚約者ってこと」


……………っ!?


「婚約者ーーーっ!?」