「わかってないなーっ」 上着を脱いで座り込んだ 「ヴァンパイアだから日本語出来るし、鍵も開けられるの」 …………… 「……ヴァンパイアって何でもありなんですね…」 …感覚がマヒしてきた 「まぁね。」 「あの鍵は魔法か何かですか?」 それを聞いた彼は突然笑い出した え?あたし変なこと言った? 「あははははっ!」 「ちょっと…」 訳がわからないっ そんな笑われること言ってないしっ 「だって魔法って…っ。いや、言い方を変えれば…そうだけど…っ」 笑いを必死に抑えてる感がスゴい…