「おかえりっ!!里夕!!」


だけど笑顔で迎えた視線の先に彼女はいなかった


「……?」


徐々に目線を上げていくとそこには俺を殺そうとしたヤツがいた


「げ…っ…」


自分でも笑顔が引きつってるのがわかる


「何を驚いておるのだ」


「そ…そりゃー驚くでしょ。里夕かと思ったら変態なんだもん」


「我は変態ではないと何度言ったらわかるんだ…第一魔力を感じたはずだろう。驚く必要性を感じん。」


ため息まじりにつぶやいた彼の一言に動揺してしまった…


ホントに一瞬だったはずなのにレアンは見逃さなかったらしい。


すぐに眉間にシワを寄せた