真っ暗な夜中の雨。 旧校舎の屋上には私一人。 ただ傘も差さず携帯のディスプレイに映された文字を見て小さく笑みを浮かべて。 「またね。」 私は頬に伝う温い雫と共に身を投げた。 ―――――――『 The princess dream drifting Ki accept death lost its raw world. 』