「ねぇ!昨日はよく眠れた?」

「あぁ。」

「じゃあ、お母さんのご飯
口に合ったかな?」

「あぁ。」


うーん。
会話が全く続かない…。

『あぁ。』だけじゃなくて、
何か言ってくれないかな?



「あっ、隼人と日向くんは
一緒に学校行ったけど悠くんは
行かなかったの?
あの2人、もう仲良くなったんだね」


「行かねーよ…
関わりたくもない。」


わぁ、なんかすごく感じが悪い。
でも、悠くんの表情は
どこか切なげで、どこか悲しそうだった。