イケメン3人預かります!〜魅惑の6ヶ月間〜




家を出て、少し走ると
悠くんの後ろ姿が見えた。


「悠くーん!」


ービクッ

悠くんは一瞬肩を揺らし
私の声が届いたのか、立ち止まってくれた。


「学校まで一緒に行こ?」


誘ってみたけど、悠くんは無反応。
それどころか少し嫌そうな顔をした。

そんな嫌そうにしなくても、
いいのに~。ちょっと傷つく。


「あー。」


態度には出すけど、言葉には出さない悠くん。
一緒に行ってくれるらしい。


まぁ、行ってくれるならいっか。