隼人にとっては、冗談で好きって言えるような相手に見られてるってコトだし…
好きって自覚したけど、
叶う見込みがあるのか?
ーキーンコーン……
午前中最後の授業の終わりを告げるチャイムがなって、我に返る。
あ、もう授業終わっちゃった…
全然聞いてなかった。
今までの私なら、気づいたら授業が終わってたなんて、ありえなかったのに。
それも、恋が原因でなんて…。
「梨香ぁー!」
「うん?なーに?しおり!」
「日向くんが教室の前まで来てるけど?
呼んでるよ!」
「え、どうしたんだろう?」
ドアの方をみると、確かにそこには日向くんがニコニコしながら私を待っている。
うぅ…。やっぱりみんなの視線が集まってる。すごく注目されてるじゃん!


