隼人は何も言わないままどんどん詰め寄って来て、私との距離を近づけてくる。
「ちょ、ちょっと!」
「……今日、お前の為にチケット譲ってもらって、喜ぶ顏見たかったんだけど、
なんか、実際DREAMブルーに向かってキャーキャー言うお前見て、全然面白くなかった。っつか、つまんなかった」
「・・・///」
チケットって……、私の為に
譲ってもらったんだ。
どうしよ…。胸がキューってなる。
「って、オレ何言ってんだろぅ…
アーティストにってバカみてぇ」
そういって、下を向いたまま
顔を上げない隼人。
「ほんとっ!バカみたいだよッ!
アーティストにやきもちなんて!」
「あ"⁉仕方ねーだろ?
ってか、もしかして、
オレ梨香のコト好きなのかも?」
へ?
「な、な、何、その不意打ちー!!
っていうか、疑問系じゃんっ!」
「まぁ、そんなわけねーな!
冗談!冗談!」
「はぁーー⁉」


