「かくれんぼ。
怖いんだ…?


最後まで見つからなかったら
願い事が叶うのに…」




少女は不気味に笑った。


「な… なんだよ!」


普段 貶して馬鹿にしている少女にからかわれる。


それを
少年達の
小さなプライドが
許すワケがなかった。


「そんなにやりたいなら、仲間に入れてやるよ!」