か く れ ん ぼ




「やだな~。偶然でしょ?きっと違うよ」

「いやいや、分かんないよ?本当かもしれないじゃん」


彼女達は
気づいて居なかった。
もうすぐ日が暮れることを…



――クスクスクスッ。



『かくれんぼ…

…しようよ』



ふと 振り返ると
そこには少女が居た。



『最後まで見つからなかったら
願い事 叶うよ…』




(完)