そして
横たわる何かに
目をやると、それは…


「う、ウソだ…」


ついさっき
用を足しに行った少年の変わり果てた姿だった。


「な…何で…」


目の前の光景を
信じきれない少年は
目を擦った。


そして
もう一度 外を覗く。



「あれ?ない…」


そこに

さっきの光景はなかった。