弥紗のセリフが聞こえたのか、お父さんはなぜかカッカと楓に怒りの視線を向けていた。


「えっ…紀右、お父さん今日誕生日!?」


「?そうだけど」


「君におとうさんと呼ばれる筋合いは無い!」


「イヤ、“お義父さん”じゃなくてお父さんで……」


お怒りのお父さんに対し、アワアワ慌ててる楓。


「「「「あーあ…頑張れ楓・十六夜君」」」」


「何?どゆ事?」


サッパリ意味が分からない私は、ただ首を傾げる事しか出来なかった。


とりあえず寧央と弥紗が認めてくれて…良かった♪


「良くない!」


「紀右、助けて……」




Happy・End…?